活動理論学会では、学会誌『活動理論研究』を年に1号刊行することとしています。以下の投稿要領をご参照ください。
活動理論研究 第9号 (2024年6月)
<原著>
〇チェンジラボラトリーにおける拡張的学習行為の生成
―成城学園初等学校での事例を通して―
伊藤 大輔
山住 勝広
〇保育者との発達的ワークリサーチにおける
「パイロット的な部署」の形成過程
―介入者の拡張的学習に注目して―
山田 直之
本岡美保子
濱名 潔
〇わらべうたにおける表現と生活世界の往還
根津知佳子
〇通信制大学社会福祉士養成課程における拡張的学習による
相談援助演習授業の教案開発の試み
―②施設実習後の「学びのための事例検討」用の教案開発―
大西喜一郎
活動理論研究 第8号 (2023年6月)
<原著>
〇特別支援学校(知的障害)高等部の地域協働を通した変容に関する研究
―「越境」の概念に着目して―
広兼千代子
〇通信制大学社会福祉士養成課程における拡張的学習による
相談援助演習授業の教案開発の試み
―①施設実習前の「学びのための事例検討」用の教案開発―
大西喜一郎
〇アーティストが地域の中に入って起こること
―アートプロジェクトから見る地域への影響―
石田絵里香
活動理論研究 第7号 (2022年7月)
<原著>
〇地域における草の根の活動実践者の語りから学ぶ
―③行政・研究者と共に多文化共生の学びのコミュニティを創る―
大西喜一郎
〇形成的アセスメント実践における非同期型形成的介入の役割
チェンジ・ラボラトリーとしての「現代社会」教科委員会に着目して
西塚 孝平
〇コモンズ創生のための地域教育活動としての体験型防災学習
山住 勝広
活動理論研究 第6号 (2021年7月)
<原著>
〇第四世代活動理論の展開とコモンズとしての教育への転換
―学びの使用価値の再発見と拡張へ―
山住 勝広
〇コロナ禍における“集団的即興”
根津知佳子
〇授業という営みにおける小学校初任者教師が抱く困難や葛藤とその克服過程に関する事例的研究
―エンゲストロームの「活動システム」モデルを援用した分析と考察―
寺島 恭平
〇地域における草の根の活動実践者の語りから学ぶ
―②仲間を作り、地域に活動を根付かせる実践手法を探る―
大西喜一郎
活動理論研究 第5号 (2020年6月)
<原著>
〇教員間で対話的・協働的に学び合う職場に関する事例的研究
―A 小学校における「おたよりセッション」の参与観察をもとに―
高橋 栄介
〇地域における草の根の活動実践者の語りから学ぶ
―①こども食堂の活動の始まりを知る―
大西喜一郎
〇教育学における拡張的学習の位置価
―初等国語科授業の省察に現れた「不安定性」を端緒として―
山田 直之
活動理論研究 第4号 (2019年6月)
<原著>
〇子どもたちの自己肯定化への介入としての教育
―学校体験の活動理論的分析―
山住 勝広
〇学校における子どもたちの拡張的学習の生成
―学習活動を創り出すエージェンシーの発達に向けて―
山住 勝広
〇“声を出すこと”による学び
根津知佳子
〇総合的な学習の時間における学習の拡張性
―拡張の三つの次元に着目して―
冨澤美千子
〇高等学校工業科「課題研究」における生徒の学び
―京都府立田辺高等学校の事例を手がかりとして―
伊藤 大輔
木村 竜也
〇自治体事業への活動理論の適用
―拡張的学習サイクルを用いた豊中市の雇用・就労支援事業の分析―
大西喜一郎
活動理論研究 第3号 (2018年8月)
<原著>
〇創造的な教育実践を生み出す教師の「拡張的学習」
―大村はまにおける単元学習の生成過程の再分析―
畠山 大
〇演劇教育における学び―大鹿中学校歌舞伎学習を事例として―
川見 夕貴
活動理論研究 第2号 (2017年6月)
<原著>
〇「知識創造的協調学習」を具体化する“「学習方略」の交流・拡張モデル”の提案―文化-歴史的活動理論の枠組みを用いて―
森 保
〇多職種連携による児童・生徒のケア環境の改善に向けて―小児心身問題研究会活動の振り返り⑵ ―
大西 喜一郎〈研究ノート〉
〇拡張的学習における3 つの道具の考察
森川 由美〈研究資料〉
〇エリ・エス・ヴィゴツキーの文献目録完全版
ティ・エム・リファノヴァ
訳 百合草 禎二
活動理論研究 第1号 (2016年1月)
<原著>
〇多職種連携による協同の実践知を求めて―小児心身問題研究会活動の振り返り⑴
大西 喜一郎
〇教師と子どもが協働するための媒介物としての学習教材の役割―「吹田くわい」をテーマにした授業実践を事例にして―
冨澤 美千子
〇ノットワーキングによる学習―学校学習の文脈を拡張する可能性―
山住 勝広〈研究調査報告〉
〇米国カリフォルニア州オークランドの小学校―訪問調査から見えてきたこと―
冨澤 美千子
活動理論学会『活動理論研究』投稿要領
(1) 論文は未発表のものに限る。ただし、口頭発表、プリントの場合はこの限りではない。
(2) 投稿は本学会の会員に限る。
(3) 投稿は常時受け付けるが、各号の発行スケジュールの都合上、3月末日までに投稿されたものを6月末に発行する号に掲載する対象とする。
(4) 投稿論文の分量は、20,000字以内(400字詰原稿用紙に換算すると50枚以内)とする。本文原稿は、Wordで作成し、A4判に1行40字×40行横書きで印字するものとする。なお、文献、注記等についても、ポイントを落とさず同一の書式設定とすること。図版、表等については、仕上がりがB5判になることを考慮し、相応の該当スペースを確保すること。
(5) 本文原稿とは別にA4判1枚に、日本語および英語の表題、執筆者名(ふりがな、英語表記)、所属および職名、連絡先(郵便番号・住所・電話番号・電子メールアドレス)、日本語要約(500字以内)、キーワード(5項目以内)を書き、原稿の表紙とする。
(6) 原稿は、電子メールの添付ファイルにて、編集委員会の次のメールアドレスに提出する。
purela.kansai [a] gmail.com
なお、文書ファイルは、Wordとする。図表ファイルは1点ごとに別のファイルとし、ファイル形式は、EPS、JPEG、PDFなどの一般的なものとする。
(7) 書評については、編集委員会において対象となる著作を選定するとともに、書評者を選定・依頼する。また、その分量は、4,000字以内とする。
(8) 本誌に掲載されたすべての論文等について、著作者人格権(公表権、氏名表示権、同一性保持権)以外の著作権は、本学会に属するものとする。